Garmin用等高線地図を作る


概要
 我々、日帰り登山者にとって等高線地図をながめながら野山を散歩するのは実に健康的で、楽しいものです。
 しかしながら、登山用のGPSはまだまだ庶民には手の届かないものです。
 そこで、低価格のカーナビ用GPSに等高線地図をのせられないかと考えたわけです。
 考えた末に、たどりついた結論は「オリジナルの等高線地図」を自作することでした。
 試行錯誤の後に出来上がった等高線地図は自分としては満足のゆくものでした。
 ここに、自作の等高線地図とその作り方を書いておきます、参考にしてもらえればありがたいです。


動作確認
ガーミンGarmin nuvi1360
Windows 7

使用するソフトについて
1.「基盤地図情報」データ(フリー)
  国土地理院の地図データです。
2.「基盤地図情報ビューアー・コンバーター」(フリーソフト)
  国土地理院の地図ソフトです。ダウンロードした基盤地図情報を表示させます。
  シェープファイル形式(.shp)へ変換してくれます。
  GPSMapEditで読み込ませてガーミン用地図を作成できます。
3.GPSMapEdit(フリーソフト)
  地図加工用ソフトです。ガーミン用地図を作成することができます。
4.cGPSmapper(フリーソフト)
  GPSMapEditから呼ばれて実行されるソフトです。
5.sendmap20(フリーソフト)
  複数のガーミン用地図を結合して1つのマップファイルを作ることができます。


【ガーミンの画面例】
下の地図をご覧ください。ナビの地図の上に自作の地図を重ねて表示しています。
※等高線は20m=細線、100m=灰色の実線太め、500m=茶色の表示を自作
※河川は青色、登山道は灰色の表示を自作
※山名と標高メートルの表示を自作
縮尺15m(自作:500m茶色の等高線、520mの等高線、弥山,530Mの山名)

縮尺30m(自作:500m茶色の等高線、20m毎の等高線、頂上への登山道)

縮尺50m(自作:500m茶色の等高線、460mの等高線、頂上への登山道)

縮尺80m(自作:500m茶色の等高線、20m毎の等高線、100m毎の等高線、頂上への登山道)

縮尺300m(自作:100m毎の等高線、河川、登山道)

縮尺800m(自作:弥山,530Mの山名)

縮尺2000m(自作:弥山,530Mの山名)

Posted by トレッキングFun